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「インナーピース日本発売」記念インタビュー!!

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なぜ彼女の"マントラ"は
安らぎや、平和を得られるのか
こんなにも心に響くのか
この世界唯一の共通言語は
私たちを癒し解き放つ

~まずは彼女の歌声を動画でどうぞ~

ここから、Ani Choying Drolma(アニ・チョイン・ドルマ)ロングインタビューです。

アニ・チョイン・ドゥロルマ

■世界について
<世界では日々、紛争や、暴力、飢餓で苦しんでいる人々がいます。>

――それらについて世界の人々が出来る事はどんな事だと考えますか。
自然の共生について考えなければなりません。例えば亀は、卵を産むだけです。お母さんが卵を産み去ってしまったら、卵は自分で孵って生まれた子は独立しています。しかし、私たち人間は完全に依存しあっています。私たちはいつになっても一人では生きていけません。口では「私は一人で生きていけるから何も要らない。」という人もいますが、それは違います。直接的であれ、間接的であれ、誰かに頼りながら生きています。このことを念頭に入れ、日々生活していけば、何をしたら相手に不快を与えるかということも見えてきます。一人一人がこうした意識を持っていけば、これが広がり良い環境が自然とできてきます。まず個人の意識改革そして環境作りです。

――あなたはその世界の状況をどう考えますか。
私たち人間は互いに依存しあっているということを忘れていると思います。私たちは誰も一人では生きていけないということを考えれば、自然と道ができてくると思います。仏教の教えでは、虫を殺すこともしません。人間に対する害だけでなく、何者にも危害を与えないようにと考えます。この意識を持てば、世の中は変わってくると思います。
私は仏教徒です。仏教の考えでは全てに幸せをと考えます。また幸福になる要因が持続するようにと願います。では、どうやって幸福になりますか。自分の周りを囲む環境全てが整わないと幸せになることができません。雨が降ったり、木が芽吹いたり、自然を見なければ、私たちは平穏を感じることができません。ですから、私たち仏教徒は誰にも何にも危害を与えてはならないと考えます。何にもというのは、他人にだけ危害を与えなければいいというのはなく、自然にも危害を与えないということです。したがって仏教の教えに従って生きている人は自然に危害を与えるという考えもおきないと思います。

■学校の子供達の事
<あなたが学校やタンカペインティングスクールを開設した事をお聞きしました。
その子供達についてお聞かせ下さい。>

学校にて学校にて

――そこに通う生徒達はどんな境遇で育った子供達なのでしょうか。
貧しい子供たちであり、また尼僧になりたがっている子供たちです。設備が行き届いてない教育環境の中でも尼僧になることはできますが、ただやみくもにお経を唱えるだけです。私はこうした子供たちにも学術教育も必要だと考えています。自分が尼僧になるときも、もっと学校で勉強することができたらよかったと思いました。僧侶の教育環境というのは、設備が大変行き届いています。これには、男には教育が必要、女には不必要という昔からの考え方も影響しています。私は、この考えに賛成できません。女性にも希望があります。また社会に貢献することができます。こうしたことから女の子にも教育を与えようと考えましたが、第一関門はどこでどうやって教育を与えるかということでした。僧侶が勉強する同じ場所に尼僧を目指す子供を学ばせるのは不都合な点が多々あります。そこで、私は自分で尼僧を目指す少女たちのための学校を開設し、食事や病気のときの世話してあげようと考えたのです。教育を与える余裕のない親の子供たち、または、父親が家を出てしまったシングルマザーの子供たちが大勢います。ですから、こうした子供たちが学べるためにも学校を作ろうと思いました。ただ、営利目的ではないので特に宣伝活動はしていません。

――その子供達にはどんな事を教え、どの様に成長して欲しいですか。
数学、科学、社会、ネパール語などの一般学校の科目と美術。ネパールで初めて尼僧のためのタンカ・スクールも併設しました。今までタンカというのは男性または僧侶のみが携わってきましたが、少女たちにも学ばせたいと思い、タンカ・スクールを作りました。ここで学ぶ子供たちには、将来自分の村に帰って村を助けられるようになってもらいたいです。また現在3人の少女をインドのバナラシに留学生として送りましたが、このように多くの少女がより高い教育を受け、一般科目だけでなく技能も習得し、それぞれ先生になりたい、医者になりたいといった自分の夢を実現させてほしいです。

学校にて学校にて

――その子供達が社会に出る頃どんな世の中になって欲しいですか。
どこへ行ってもお互い助け合うことができ、苦しいことがないような世の中になって欲しいと思います。

■Ani自身について
<あなたの幼少の頃、お寺に入る前について聞かせて下さい。>

――どの様な家庭に生まれ、どの様な環境で育ったのですか。
両親と弟二人。両親は亡くなりましたが、父は仏師で母は主婦でした。現在は、養子に取った息子が一人寄宿学校で勉強しています。それから53人の娘たちがいます。正直父との思い出は良いものではありませんでした。良くない男性像のモデルが父でした。今は父がいたから、私の現在があると感じますし、父に感謝しています。

――その幼少の頃のAniが、今現在のAniにどの様な影響を与えていますか?
どんなことであっても小さい頃の私の経験があってこそ、今現在の私があると思います。これらの経験が良いものであった、悪いものであったと区別することはできません。ですが、良くないと感じたものは、他人には起きないようにと思うことができます。私は小さい頃、勉強したいと思いましたが、勉強することができませんでした。しかし、他人には勉強して欲しいと思います。私は、少女をバナラシへ留学させていますが、私もバナラシに留学したいと思っていました。私はこれを実現することができませんでしたが、私の希望を少女たちが叶えてくれたことで、私の希望も実現したことと同じと感じています。小さい頃は、他人ができることを何で自分はできないんだろうと考えていましたが、今はそう思いません。

――あなたは13歳でお寺に入ったと聞きました。その経緯を教えてください。
正直、家から逃げ出したいという思いが一番でした。当時私には結婚の話もありましたが、まだ結婚する意思はありませんでしたし、結婚したらとにかく苦労すると考えていましたから、時期尚早というより結婚自体する気がありませんでした。そこで、結婚しないで済む方法として思いついたのが尼僧になることです。そして、僧院に逃げ込んだのです。2人の男性によって私の人生は大きく変わりました。一人は私の父で、もう一人は私の師です。父の影響で尼僧になろうと決心し、師の影響で全てのものの見方が変わりました。私の歌にあるように「花の目で見たら花の世界。とげの目で見たらとげの世界」です。良い見方をすれば全て良く見え、悪い見方をすれば全て悪く見えます。

――お寺に入った事は13歳のAniにとってどの様なものでしたか?
家にいたら、朝早く起きて家族にお茶を入れたり、弟の面倒を見たり、服を洗ったり、ご飯を作り食器を洗ったり、親の叱りを受けなければなりません。僧院ではこうした家事を何もする必要がなく、遊ぶことができます。また、みんなが自分を愛してくれます。ですから、とても楽しかったですよ。天国でした。

<日本ではお経を音楽に乗せて歌う文化はあまり見られません。
私達にとっては、とても新鮮に映ります。>

――あなたにとってマントラと音楽は。
現在の世の中を見ると、みんなフラストレーションがたまっているように見えます。音楽には心を安らかにする力があります。ですから、マントラと音楽をメッセージを伝える道具として世の人々に心の自由を与えたいと思いました。音楽は恐れ、悩み、痛みなどのネガティブな思考を取り除いてくれます。悲観の不在=楽観の存在です。ですが、実際に歌っているときには何も考えません。何かを考えると、心の安らぎの障害となります。

<あなたは、現代人に必要なのは心の安らぎ、調和だと仰っています。>

――心の安らぎ、調和を保つために日々心掛けている事などありますか。
まず、選択は自分自身の手の中にあります。プレッシャーを得るも得ないも、本来は自身の選択によるものです。自分が欲しいものは何かを考え選択してくことです。

――また、それらを保つ為に私達にアドバイスがありましたら教えてください。
激しい競争社会の中で、人々は技能を見に付けより早く、正確に、高質な仕事をするようになってきています。しかし、それを得るために、競争、競争で、心のプレッシャーがたまっていきます。自分のする仕事の意義と自分が本当に欲しいものが何かを考えることで、今何をどうすべきかが見えてきます。

■アルバム「Inner Peace」について
<「Inner Peace」とは私達の心の中の平和を指しているのでしょうか。>

――どの様な思いを込めてアルバムタイトルを付けたのでしょうか。
Inner Peaceの意味することころは、心の安らぎです。
誰もが望んでいるのは心の安らぎです。誰もが幸福が欲しい、幸福が欲しいといいますが、幸福をもたらすものはInner Peaceです。Inner Peaceを感じられない人は本当の意味で心の安らぎを得ることができません。そして、Inner Peaceを得るにはリラックスが必要です。音楽はリラックスの助けとなり、またお経はその力を倍増させます。ですから、忙しい人々が一瞬でもリラックスできたらという思いで名づけました。

――このアルバムで聞く人に伝えたいメッセージはどの様なものでしょうか。
心穏やかに過ごして欲しいということと、競争社会の忙しさの中見失っている本当に欲しいものは何かということを考えて欲しいということです。

――このたびは、お忙しいところ本当に有難う御座いました。

 
子供たちと


最後に---

 ネパールは、後発開発途上国で宗教・民族・言語が混在する国です。紛争もあります。その一方で彼らは、質素な生活の中、明るくて人懐っこくて、ネパールを旅した人は昔の日本のようだと言います。
 わたしたちが、そんなネパールに訪れるきっかけは音楽でした。インドの音楽との違いを聞かれることがありますが、同じ楽器でもネパールでは、メロウでノスタルジックに響きます。
インド同様カースト制度が残っているネパールでは、楽器奏者も世襲制です。結果、古い楽器や高い演奏技術を今に伝えるのに役立っており、その高い技術と、アジアの世界観が欧米・ヨーロッパでの人気に繋がっています。とりわけ、 Ani Choying Drolmaはアジアの世界観”マントラ”で多くの人々に支持され、自叙伝が出版される程です。彼女の歌のみならず、温かな愛を持った彼女自身への関心の高さを物語っています。ここで彼女の”マントラ”について書きたいのですが、聞いていただくことが一番と思い、ぐっとこらえることにします。
 今回わたしたちは、
ラッツパック・レコード㈱の協力を得て、Ani Choying Drolma「Inner Peace」を日本のレコード店で全国発売する事になりました。インターネットで細々やっていた私たちにとって、想像もしないことでした。これは、ネパールの友人達の協力が無くては出来ませんでした。特に 「SAC Music International」の Mr.Sachida Nand、には、何度ありがとうを言っても足りないくらい感謝しています。
また、ツアーで忙しい中インタビューに答え、学校も案内してくれ、”マントラ”を贈ってくれたAni Choying Drolmaに尊敬と感謝を。

そして、このサイトに訪れ、最後まで読んでくれたあなたに、最高の感謝の気持ちを贈ります。

彼女の活動に興味を持たれた方は是非、オフィシャルサイトにも訪れてみて下さい。
http://www.choying.com/

感謝 UR:Universal Relaxation 熊谷泰成

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